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フォロワーと海に行きたい

モテとか読書と軌跡についてのネタ多め

街コン戦記外伝 仙人の軌跡 Ep.1 〜初陣〜 

街コン戦記に登場した街コン仙人のスピンオフ作品。
(これまで、自分が行った街コンを、架空の街コン仙人を主人公として脚色しながら書く予定です。)
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街コン仙人の活躍はこちらだ➜街コン戦記 Ep1 〜今年の誓いにかけて〜

プロローグ

「ふぅ…。今日の街コンも疲れたぜ。今日はイケてた気がするぜ。しかし、街コンの出場回数を増えてきたな。まるで甲子園の常連校のようだぜ。」

街コン仙人は今日もどこかの街コンで頑張ってる。

街コンを極めし街コン仙人であるが、彼とて初めから仙人であったわけではない。この境地に至るまでに数多の街コン(戦場)をくぐりぬけてきたのだ。

初陣
 あれは今から36万・・・いや、1万4000年前だったか。まあいい。

 仙人が街コンに初めて参加したのは、新社会人になって数ヶ月経った頃であった。高校デビュー、大学デビューを失敗し、最後の砦、社会人デビューをするためには、なんとしても彼女が欲しかったのだ。幸いにも、仙人と同僚社員にも、志を同じにする者がいた。そして、彼らと共に、期待と不安を胸に、初めての戦場に赴くのであった。

 仙人は同僚の山田とタッグを組んだ。山田は、根暗なところはあるが、割りと遊び慣れている人間で、奴についていけば、美味しい思いができるのではないかと踏んでいた。

 会場に着くと既に沢山の人が居た。開始時間まで、会場内の好きな席に座って待って居なければならない。既に戦いは始まっているのだ。仙人は山田に付いて行った。仙人と山田は、綺麗系な女性組の前に座り、挨拶を交わした。そして、街コンはスタート。山田は本当に矢継ぎ早に女性陣に質問した。

「どこ住み?」

「仕事何やってんの?学生?」

「てか、LINEやってる?」

「今度、バイト先に遊びに行くわ(笑)」

ざっとこんな感じだ。
仙人は話に入っていこうとするが、なかなか入れない。話のテンポが速すぎてついていけないのだ。仙人は山田の金魚の糞でしかなく、惨めな思いであった。たまに女の子が気を使って、話を振ってくれた。それだけで、その子は天使に見えラ。しかし話は広がらない。もう帰りたいと思った。

20分ほど経つと、シャッフルタイム。男性陣が席を移動する。またも、仙人は山田についていった。自分がどの女性陣のところに行きたいとも主張せずに。

ただ時だけが流れた…。

話す女性陣を替えようとも、同じような状況。そして、パーティーは終わりを告げた。

二次会は他の男女ペアと混じって、大所帯(8人くらい)で屋台に行った。しかし、後の祭りであった。

仙人はヘトヘトになり自宅に帰ったきた。女の子と連絡先は流れで交換できたものの、誰にも連絡をとらなかった。誰一人として顔と名前が一致しなかった。

「俺は一体今日何をしたんだ…、、」

仙人はベッドに倒れ込み枕を濡らした。

「これも社会勉強…。これも社会勉強だ。」 と、

自分に言い聞かせながら…。

積極的に戦うこと

 仙人は悟った。自分から動く、そして話さなければ何も起こらないことを。同性ペアの人に頼ってばかり、自分はただ付いて行くだけでは、なんと頼りのない漢ではないかということを。認めたくないものだな、自分自身の、若さ故の過ちというものを。
 
 仙人の戦いはまだ始まったばかり、そしてまた次の戦地に赴く。

次回 街コン戦記外伝 仙人の軌跡 Ep.2 〜エグゾダス〜

お楽しみに。