非モテすぎると欅坂46にハマる。
最近、欅坂46が私の中で熱い。今更ですがとにかく熱い。握手したい。
私は秋元康アイドル軍団にはこれまで興味を持てていませんでしたが。欅坂46はガツンときました。ツイッター上で欅坂が人気っぽいんでちょい聴いてみっか!!なノリで「サイレントマジョリティー」を聴いてしまったが最後もうその魅力から逃げられません。
サイレントマジョリティーはアイドルグループのデビュー曲とは思えないほどのかっこよさです。デビュー当時は衝撃だったようですね。なんでこの頃に欅の存在を認知してなかった!!!って恨みたくなります。せめてもう数日早く認知していればAbemaでワンマンライブを楽しめたのに!!!!
紅白歌合戦でようやく欅坂の知識と熱が追いついてきました。
この情熱をブログにせねばなるまいと思い、なぜここまで欅坂46が私の心にヒットしたのか、また世間的にもブレイクしたのかを考えたいと思います。
非モテすぎるとかっこいいアイドルにハマる
なぜ欅坂にハマったのか考えたとき、以前読んだ「生きるのが面倒くさい人 回避性のパーソナリティ」という本を思い出しました。この本は回避性パーソナリティ障害について紹介している本です。
生きるのが面倒くさい人 回避性パーソナリティ障害 (朝日新書)
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一部本文を引用しますと、回避性パーソナリティ障害とは、
回避性パーソナリティ障害は、自分への自信のなさや人から馬鹿にされるのではないかという恐れのために、社会とかかわることや親密な対人関係を避けることを特徴とする状態である。
とあります。あーー、自分も当てはまるなー…。私自身、診断を受けたわけではないですが、回避性の傾向が強いなと感じながら読みました。
回避性パーソナリティの傾向が強い人は争いを好まないという性質があります。
診断基準にはないものの、しばしば見られる特徴として、争いごとや感情的にぶつかるようなことを避けようとする傾向が挙げられる。不当な攻撃や避難であっても、やり返してさらに激しい争いになるくらいなら、引き下がって泣き寝入りする方を選ぶ。
回避性の傾向が強い人は、強い感情(ポジティブであってもネガティブであっても)が苦手なのです。この回避の傾向は、異性を見る際も働きます。
性的にも、いわゆる男性的、女性的な魅力がある人よりも、ボーイッシュな女性とか、中世的な男性とか、ホルモンが濃厚過ぎないタイプの方が好みであることが多い。そのことは、性的な要素が、喜びよりも負担となってしまうこととと関係しているだろう。
回避性の傾向が強い人は中世的、男性的な女性を好きになってしまうのです。
近頃、若者は恋愛は面倒くさいのでしない!といったことが言われているわけですが、その要因の一つとして恋愛で親密な対人関係を築くことを避けているということがあるのです。自分は非モテだ!!!結婚できない!!と叫んでいる人は自らモテる、結婚するといったことを回避しているのです。まさに自分。
あくまで男性ファンの立場にたつと、アイドル自体が疑似恋愛であり恋愛の回避的産物であるのに加えて、かっこよさも加わるとさらに恋愛を回避した状態になるのです。
アイドル(回避)+ かわいい(Not回避)= 恋愛回避度 中
アイドル(回避)+ かっこいい(回避) = 恋愛回避度 高
欅坂46はデビュー曲であるサイレントマジョリティーでかっこよさを前面に押し出しています。センターはボーイッシュでクールなルックスの平手友梨奈。まさに逃げ。逃げ恥。 ちなみに今のところ私は志田愛佳推し。可愛い系のメンバーもいるなかでの志田愛佳推し。これも回避である。
そもそも私はボーイッシュな女性が好きなことは自覚はしていました。
別のアイドルコンテンツから自分の好みをみると、例えば、アイドルマスターの楽曲ではオーバーマスターとか、DREAMとか、沼倉くんのRebelionとかかっこいい曲が好みでした。ラブライブ!であると、西木野真姫ちゃんの「soldier game」。クールですね。
アイドルマスター One For All - オーバーマスター
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私のツイのアイコンの変遷を振り返ると、タイバニのドラゴンキッド、ベン・トーの鑓水先輩、おにあいの猿渡銀兵衛(懐かしすぎて涙出た)、アマガミの七咲逢なんかをアイコンとして起用していました。どのキャラクター男性的な面が強いです。
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そもそも傾向として回避性を持っていたため、クールなデビュー曲をひっさげたかっこいいアイドルにハマるのは必然だったのです。
つまりは何が言いたいかというと、
非モテすぎるとかっこいいアイドルが好きになってしまう!!
ということです。
回避性の傾向を持った人は増えている
私に限らず現代では回避性の傾向を持つ人々は増えています。
ご存知の通り欅坂46は世間的にもブレイク。AKBや乃木坂の下地があってこその欅坂であることは当然です。しかし、AKB、乃木坂とも違う欅坂の路線を考えたときに、現代社会では回避型のパーソナリティの傾向が人々が増加してきているという背景も実はあったりするのではないでしょうか?これまでは様々なアイドルが乱立するアイドル戦国時代にあります。さらにその先には欅坂のようなかっこいいアイドルのブームが存在しているのではないでしょうか?逆輸入な側面はありますが、BABYMETALがブレイクした理由も次なるかっこいいアイドルブームの一端なのかもしれません。「シンコペーション」なんてめちゃかっこよくて好きですよ、私も。
回避性の傾向を持つ人は主体的に考えたり行動することを回避するという傾向もあります。そうすると要は大人や世間のいいなりになってしまいがちです。そんな状況は「サイレントマジョリティー」に通じるものもあります。そういったことも考えたり。
つまりは何が言いたいかというと、
非モテに限らず現代人は回避性の傾向が高まっているからこそ欅坂46はヒットしたということです。
まとめ
・非モテすぎるとかっこいいアイドルにハマる。
・現代人も回避の傾向によりかっこいいアイドルにはまる。
これからさらに欅ちゃんを応援していきたいです!
追記
平手友梨奈はNegiccoのKaedeに似てるって思ったのが欅坂に興味を持ったきっかけでもあったりもします。(紅白を見てた時、私の親も同意見。)似てません?
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