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【閃の軌跡Ⅲ】終章を終えて(ネタバレあり)

閃の軌跡Ⅲ、終章終わり、クリアしましたー!プレイ時間は105時間。長かった…。しかしあっという間でした。終章はいろいろありすぎて…。とりあえず終章のみでのまとめを。

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日本ファルコム公式 英雄伝説 閃の軌跡III ザ・コンプリートガイド

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 4章はこちら

rezerun.hatenablog.com

四面楚歌

黒の史書通りに、皇帝がアッシュに撃たれ出現した黒キ星杯。アッシュをカルバードの工作員として仕立て上げられ戦争の機運が高まり提唱された国家総動員法。表と裏がリンクしてきた物語終盤。

鉄血宰相、結社、地精、と多くの勢力がこれまで出てきていたが、ここにきて利害関係の一致により3者が手を組んでしまいました。結社は、乗っ取られた幻焔計画を奪い返すことはせず、鉄血宰相サイドでやってくれればそれでいいや、ということで邪魔はせずとの方針。鉄血宰相は幻焔計画進めるから、黒の史書の再現としてすすめる「巨イナル黄昏」を手伝えやということで取引。鉄血宰相と地精はつながっているからまあいいとして、結社は実験で姿を消したので、帝国とおさらばして共和国あたりにでも行ったのかなと思っていましたが…。やっぱ結社がでてこないと始まりませんね。

 出現した黒キ聖杯では結社の使徒、執行者としてアリアンロード、マグバーン、シャロン。両社に雇われる猟兵として、シャーリーと猟兵王。地精として蒼のジークフリードさん。鉄血の子供達として、ルーファス、レクター、ミリアム、クレアが立ちはだかりました。いいねえ。敵のオンパレード。熱い。

壮観な面々。

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実質アリアンロードとマグバーンのペアがラスボス並みの強さ、でした。(ラスボスの聖獣は歯ごたえなさすぎた)

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新たなる星杯騎士

もったいぶっていたガイウスの新たな力。その正体は、星杯騎士。しかも守護騎士(ドミニオン)第八位!!前任のバルクホルンの死を受け継ぎ第八位となりました。そりゃ火焔魔人にも一目置かれるわけだ。半年間の音信不通は星杯騎士の修行のため。もともとの不遇っぷりもあって旧Ⅶ組で一番の出世です。アリアンロードとマグバーンとの闘いでは大いに活躍してくれました。

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ルーグマン教授(正面)(2回目)

ルーグマン教授はやはり正面でした(笑)。正体は地精の長。あからさますぎて逆にないかなと思って、実はいい人サイドかと(星杯騎士とか)予想してましたが、シリーズ屈指の外道でした。地精に関わっているという点では当たってましたね。

髪の色に騙されました…。青髪ということでクルトの身内を疑ってすまんかった。

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ただの黒幕ではなく、アリサのパパというオマケ付き。シャロン、シュミット博士などから過去話で名前は出てきており、振り返る場面の比重は多かったのかなと感じます。ただのサイドストーリーとして、ではなかったのですね。残念ながら尺の都合でアリサとの絡みはまったくありませんでした。続編では絡みがあるでしょう。

閃シリーズではアリサがメインヒロインなのでしょうけれど、絆システムなるものでヒロインの焦点が分散されてしまいいまいちパッとしませんでした。しかし今回の黒幕によってアリサが閃シリーズのメインヒロインとしての焦点が絞られていくと良いですなー。

撃墜されるカレイジャス

今作で最も衝撃的だったカレイジャスの撃墜シーン。黒キ星杯の外で戦う協力者たちに助太刀するためにやってきたカレイジャス。アルゼイド子爵、オリビエ、トヴァルが搭乗。最強の助っ人のはずだったのだが…、

教授の爆破スイッチをポチっとして爆破。これには猟兵組や結社の面々もそこまでやるか?と外道っぷりに若干引き気味。

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アルゼイド子爵、オリビエ、トヴァルは遺言をつぶやき空に散っていったのでした。あまりに急激な展開すぎる。もう黒富野かよ…って感じです。しかし、明確に死亡したとは描かれてませんし、死体蹴りOKな世界になってしまったので、生存の可能性はあります。

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 アルゼイド子爵は、娘のラウラに奥義を伝授、閃Ⅱで火炎魔人との闘いで傷を負い100%の力を出せない状態、弟子であるオーレリアに超えられてしまう、と役目を果たした感が強いので、最も退場の可能性が高い。

 オリビエはまだまだ退場するには早すぎる気がします。空キャラのパーティーキャラをこんなあっけなく退場させるなんて、おかしすぎます。また、帝国内にいるのにゲーム内で全くみせなかったシェラ姉とこんな形で退場なんて疑問です。きっと、

「不可能を可能にする男」として復活を果たすでしょう。

HG 1/144 R-17 GAT-X105 パーフェクトストライクガンダム (機動戦士ガンダムSEED)

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 トヴァルはどうだろ…。帝国の遊撃士も充実してきたので、本作では活躍少なかった点が気になります。セルナート絡みが残っているが。

終末の剣

黒の史書に記されたいたのは「巨イナル黄昏」が始まらんとすること。「巨イナル黄昏」を完遂するためには出現した黒キ星杯にて穢れた聖獣を終末の剣で貫くこと。週末の剣をつくるために必要なのは、ホムンクルスであるアルティナの命と引き換えに生成されるものでした。

アルティナが攫われたのはこのため。ホムンクルスはミリアムもいるが、終末の剣となるには一定の条件が必要である模様。

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しかし、実際に終末の剣となったのはアルティナをかばったミリアム。ミリアムの死後終末の剣を手にいた暴走リィンによって聖獣が貫かれ、どうあがいても黒の史書通りの結果になるのでした。

アルティナをかばったミリアム。スペック的にはアルティナと同等だし、なんとかなるやろ!とミリアムが言っていたが、終末の剣となるには一定の条件が必要であり、そもそもミリアムでOKならわざわざアルティナを攫う必要性がないことになってしまいます。

 黒の史書通りの結果になった「巨イナル黄昏」ですが、イレギュラーがあるとしたら、この終末の剣がアルティナではなく、ミリアムになったことですね。ミリアムは「鉄血の子供より、Ⅶ組であることを選ぶ」と言っておきながら、鉄血の子供としてリィンたちの前に立ちふさがりましたが、なんでや!!と思ってましたが、彼女にも考えがあるとも言っていました。「巨イナル黄昏」は避けられないものと分っていて、一矢報いるために自分が剣になることがミリアムが考えていたことなのでしょう。

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 完全に絶望的な状況ですが、「巨イナル黄昏」がミリアムのイレギュラーによってどこか不完全な結果となっていることを期待です。ミリアムの死が無駄にならぬためにも。

 リィンは巨イナル黄昏を止めるはずが引き金を引くことになってしまい、業を背負ってします。閃の軌跡ⅣではⅡと同じように精神的にへなちょこリィンからのスタートとなりそう。

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七体の騎神

帝国にあった焔の至宝と、大地の至宝が争いによる結果としてできた「巨イナル一」。この巨大な力を封印するため七つに分割したのが騎神。そのうち本作までで6体登場しました。

灰の騎神 ヴァリマール(起動者 リィン)

蒼の騎神 オルディーネ(起動者 クロウ)

緋の騎神 テスタロッサ(起動者 セドリック)

紫紺の騎神 ゼクトール(起動者 ルトガー)

銀の騎神 アルグレオン(起動者 アリアンロード)

そして、黒の騎神イシュメルガ(起動者 オズボーン)

残るは金の騎神なのですが、起動者が誰なのかといったところが気になるところです。ルーファースは大方検討がついているようです。

まず、疑わしきはすでに死んでるとされるキャラです。起動者の条件が不死者であることが絶対条件ではないものの、リィンとセドリック以外、不死者なので、飛んでも復活劇がみれそうです。次にルーファスが見当はつけていることから考えると、貴族関係者、クロスベル関係が怪しい感じがします。

 起動者として一番疑わしきはオリビエです。カレイジャスの撃墜によって亡き者となってしまった、オリビエ。あまりにあっけない退場であるため、不死者として復活を遂げるか。ルーファースの反応もまあ、おかしくないでしょう。インターネッツで調べると一番有力感あります。あとはレオンハルトが怪しいですが、ルーファースの反応の説得感がないです。大穴で死者、クロスベル関係という点でガイ・バニングスを候補として考えましたが、凡人すぎてなさそう。

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ヴァイスラント決起軍

黒キ聖杯の混乱に乗じて立ち上げられたヴァイスラント決起軍オーレリア分校長、ウォレス准将といった前貴族連合が主な構成員みたいですが、裏で決起軍を仕込んでいたのは、ミュゼでした。異常な先読み能力を持つミュゼはここまで読んでいたのです。オーレリア将軍が分校長になってこともミュゼの仕込みでした。クロチルダのいうスポンサーもミュゼ。ミュゼやばすぎます。

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鉄血宰相も、地精、結社も全員敵状態なので、唯一の対抗勢力となっていくのでしょう。しかし、結社のクロチルダも噛んでるため、黒い部分もあるだろうなあ。オーレリア将軍、ただの貴族の強い将軍だけではない気がしてきました。

 今まで、貴族側は主人公勢からみると敵サイド寄りでしたが、閃の軌跡Ⅳでは主人公勢は貴族よりになりそうです。

オルグの「ゲ」は外道の「ゲ」

ジョルジュ、もとい銅のゲオルグはアンゼリカを殺し、カレイジャスを爆破の工作をした(トワに問い詰められて否定はしなかっただけ)と、なかなかの外道っぷりを見せてくれました。軌跡シリーズはキャラ同士の因縁が多すぎて、敵同士でもどこか馴れ合いがありぬるくなりがち。そのため、外道なキャラは物語に刺激を与えてくれるので個人的にはこういうキャラは歓迎です。

黒のアルベリヒとともにゲオルグは空のワイスマン教授以来の外道キャラですな…。ワイスマン教授…。後にわかって事なのだですが、ワイスマン教授の名は「ゲオルグ・ワイスマン」!!!

もうこれは偶然の一致のわけないですよね。

戦術殻を使っていたゲオルグ

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黒の史書を見るとなんとも「ワイスマン教授が使っていた自立型武器は戦術殻と呼ばれていた」との記述があり確認してみると、ほんまに戦術殻でした。空の軌跡から戦術殻があり驚きです。また、同じ黒の史書の記述に「結社の白面が何らかのファクターにより帝国情報局と連動していた」とありました。ゲオルグという名、戦術殻がこのころからあったということから、何らかのファクターとは鉄血宰相と既に組んでいた黒の工房ということになります。閃の軌跡Ⅲで空の軌跡の見方が変わりそうです。どんだけ伏線はってたねん。

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英雄伝説 空の軌跡 SC Evolution - PS Vita
 

まとめ

閃の軌跡Ⅲはまったかいがあり、ほんまに楽しめました。終わり方は賛否両論ありますが、閃の軌跡シリーズでは一番マシな締め方というのが個人的な感想です。Ⅲで帝国編終わらないだろうということは、プレイ中にうすうすわかってましたし、終盤にきてからの物語が進んだ感があるので、あとは近いうちに続編が出ることを祈るのみです。全体を振り返ったまとめも書きたいなーとも思います。

 

 2018/6/7閃の軌跡4予想記事 追記

rezerun.hatenablog.com