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【ご報告】婚活終了のお知らせ

入籍した。婚活が終わった。誰かの役にたてればと思い、ここにひとつのサンプルと教訓を残しておく。私の簡単なスペックは地方都市在住、34歳、会社員、年収はインターネット上のごう慢な女からは雑魚扱いされて、現実的な婚活系ユーチューバーからは女さん、それって高望みじゃないですか?って言われる範囲くらいの年収(あんま書きたくない)。

 婚活は昨年の6月頃から始めた。1年ちょっとで終えた。ここでいう婚活とは結婚相談所出の活動のことだ。結婚相手とは12月にお見合いして仮交際、真剣交際に入ったのが1月で、3月退会。その後、お互いの両親へ挨拶、顔合わせ、新居探し、引っ越しを終えて入籍した。自分のアパートの更新タイミングだったので、引っ越しは先になった。決まるときはというものは本当にスムーズに決まるものなんだなだと実感した。お見合いして数回デートして真剣交際、そこから3か月で決めるなんて…と思ってた時期もあったが、全く速ぎるなんて感じはなかった。決まるときはそういうもんなんだろう。

プロローグ

 実は相談所での活動は2度目になる。1回目は30,31歳頃に始めた。Zから始まる某大手相談所で活動をしていた。その時はなんとなく30歳過ぎていつか結婚したいな~~という気持ちで始めた。今思うとこんな心構えでは相談所なんて行かないほうがいいに決まってるということがわかる。

 某Z相談所でのカウンセリングはいつまで結婚したいかとか、そこから逆算してどう行動するか、目標をどうするかを決めていった。いつか結婚したいな~~なんて心構えだと、そこで結婚までのスケジュール感に躊躇いがでてしまう。こんな風に感じてしまうのなら相談所、やらないほうがいい。これまで会ってきた人でそんな感じの会員もたくさんいた。そんな心構えが垣間見えた時点で相手としてはナシになる。仮交際で何回か会ったとしても真剣交際進むタイミングになって、「うーーん?」って考えてしまってそこで終了する。時間の無駄だ。1回目の活動はそんな体たらくであり、全くうまくいかなかった。コロナがはやり始めたころでなにもできなくなり退会した。しかし、1回目の活動で結婚相談所の現実、相談所の活動がいかなるものかを体感できたことは2回目の婚活には大いに役立った。

相談所を移籍し再スタート

コロナが終えて34歳の年にもう一度婚活をすることにした。初期アラフォーの35歳を前にして、やっぱり結婚したい思い、再チャレンジした。期限は1年とした。アパートの更新が来年なので、そこで引っ越したいという思いで始めた。1年経ってダメだったらもう諦めて、一人だけどちょっと広いところに引っ越してバイクでも買うかつもりで始めた。前回の婚活ではいつか結婚したいな~~ってマインドだったけど、今回は1年で決めるか、諦めるゾ!!って気持ちだった。

 2回目の活動は大手の相談所ではなく、個人の地域密着の相談所にした。選んだ理由は、カウンセラーと相談しやすいことと仕事帰りでも寄りやすいという点だ。1回目の活動ではマインドの低さもありカウンセラーとは初回と定期面談以外メールのみのやり取りで全くコミュニケーションをとってなかった。今回はとことん利用してやるゾという気持ちでそれがやりやすそうな点で選んだ。

 いざ入ってみると某Z相談所と違い、随分のんびりした感じだった。少し不安になったが、自分でどんどん進められたので言われてやるよりうまくいったのだと思う。相談所の良し悪しは人によって決まるのだと思う。なんでもかんでもアドバイスほしかったりスパルタ的にやりたいだったら大手の相談所。自分で自らやれそうなら個人の相談所がいい。相談所に対する不満はよく耳にするがそこがマッチングしていないのだと考えられる。私は個人の相談所のほうがあっていた。

「結婚相談所での婚活」の捉え方

 結婚相談所での婚活するのは最後の手段、相談所に入れば結婚できるという考えではうまくいかないいかないことは様々なインターネット上の情報で明らかである。

1回目での活動の失敗も踏まえて、結婚相談所での婚活は、「結婚相談所の婚活市場ネットワークにお金を払って参戦する」と捉えた。単純に婚活市場と言うと、アプリなど含めた広義のものになるが、それらとは区別して考えるべきだ。

 成婚退会とはその市場の中で自分が売れることである。だから買ってもらう人が必要ということなので、自分は選ぶ立場でない。成婚退会するために自分を売っていくための仕事をするぞという割り切った気持ちで臨んだ。

 仕事だと考えると、相談所のカウンセラー上司である。普段の仕事のような感じでやり取りした。要は報連相を心掛けた。デート報告や状況説明も時間をおかず、すぐ一報をいれるようにし、トラブルがあったらすぐ相談するようにした。よく、カウンセラーがなにもしてくれないみたいな愚痴をインターネット上で見るが、それはそうだろうと思う。上司は他にも仕事抱えてるし、全部仕事を教えてくれない。婚活市場で自分で売るというミッションは既に上司から与えられている状況なんだから、あとは自分で進めればいい。わからないことがあったら聞けばいいし。仕事もそんなもんだし。

 幸いなことにに上司を変えてもらえるし、社風があわないようなら転職(結婚相談所を変える)ことだってできる。配属ガチャなんてなく自分で上司を選べるんだから仕事よりよっぽどマシだ。

プロフィールで最も重要なのは写真

 婚活初期で行うことはプロフィール写真作成だ。この中でプロフィール写真はとても重要である。写真の見た目で判断されるため、ちゃんと撮ることが重要であるのは当然として、写真だけで活動の本気度が分かる。

 基本的に写真屋さんで撮影した写真であれば真面目に活動してる、大手の相談所で活動してるということがわかる。そういった写真がなく、スナップ写真だけだったり、謎に真正面から撮った写真、もっといい写真ないのかよ…って思えるような写真しかない人は本気度が低く、婚活アプリ(独身照明は出すけどアプリ、WEBのみで完結するタイプの相談所)での活動者なので相手にするだけ無駄だ。というか良い人とまったく思えない。ちなみに私は相談所で撮影した。こちらのほうが写真とのギャップがなく自然に見えるとの相談所の方針だった。写真屋でとってもらった感じでなくとも、きちんとした格好でそれ用に撮ってもらう写真であるとわかれば、真面目な活動者だとわかる。

 また、これは2回目の活動をしたから気づいた点なのだが、1回目の活動をしたときに在籍していた会員が同じ写真でまだ活動をしていた。3,4年も前なのに!!これじゃ写真と違うと言われても当然だ。こうした会員はアクティブユーザーでないので、申し込むだけ無駄だ。長く活動していても写真は変えるべきだ。苦戦しながらもしっかり活動してることが分かる。

 あと大事なのは笑顔である。相談所のプロフィール写真は真顔の写真が多すぎる。印象よくするには笑顔がいいに決まってるのに。そして笑顔は歯をみせたほうが断然いい。口を閉じて口角をあげてるだけでは真顔に近い。普段歯をみせて笑うなどないと思うが、不自然だと思えてもやったほうがいい。印象は全く違う。そういうことができている人は自分を客観視できてる。

お見合い、仮交際での戦略

 お見合い、仮交際では自分が選ばれたから選ぶ立場になることを第一優先に考えた。そもそも自分は選ぶ立場にない。まずは選ばれること。そもそも、自分がいい人だなと思った人は他の男性会員もいい人だと思っていると思ったほうがいい。お見合いは相当に失礼な態度、明らかに興味をもたれていない状況でない限り、仮交際に進む方針にしていた。1回目の活動の経験上、可もなく不可もなくみたいな人は悩むことが多かったので、そちらの方がいちいち悩むことがなくて楽であった。明らかに興味を持たれていないと感じた実例としては、20分くらいで飲み物を空にして、向こうからお見合い切り上げられる。ということがあった。

 お見合いはOKでも、初回デートで印象が違うことがあるので、そこではっきり違うとわかる。そこでNGを出せばいいと思っている。また、初回のデートまでの連絡のやりとりでも反応の悪さからこの人は違うということもはっきりわかる。この時は次のデートで断ることは決めておく。労力は多少かかるけど、はっきりと判断できるので、自分としては次に行くときの気持ちもすっきりできた。

 お見合いしたあとの仮交際初デートの約束を取り付けるときは何も考えずに翌週の次の土日誘った。翌週会えないってなるとまあうまくいかないと思った方がいい。お見合いが立て込んでいたり仕方のないこともあるが、2回以上1週間空くようなら深くを追わないことにした。交際のペースが全く上がらないからだ。コミュニケーションを上手く取れる人ならなんとかなるのかもしれないが、自分にはその力はないと踏んでるので、そこで撤退戦に移行する。

 結婚相手とは毎週会えていた。ラインの反応もいいし、相談所を通じて好意を伝えてきてくれたし、わかりやすかった。変な駆け引きはせず素直にいくことができた。こうしたお相手に出会えたのは運がよかったとしか言いようがない。

真剣交際、スムーズそのもの

 真剣交際になったのは結婚相手のみで、スムーズに決まったので特に書くことはない。繰り返しになるが運がよかったとしかいいようがない。あえて書くとしたら退会までのスケジュールを最初にざっくり話したことだ。そこから逆算して、じゃあプロポーズはこの辺かとほぼ予告のように話したり、退会したら両家挨拶にいくのかこの日くらいかってとこまで話すことができた。退会ありきで話したのでもう見極めみたいなのは真剣交際に入った時点で終わっていた。決まるときはすぐ決まるということはこういうことなんだな~って思いながら過ごしていた。

地方での結婚相談所の現実

AIマッチングだの、AI婚活だのは地方での結婚相談所では無縁だ。なにもわかっちゃいない。東京、大阪など大都市で何とか当てはまるものだ。地方の県内で自分の年齢も±5歳で検索して、本気度が低い、写真を見て明らかに無理だって人を除くと2,3か月もすれば全部お見合いを申し込み駆逐することができるくらいに組み合わせが少ない。それでダメだったら新規会員の入会を口を開けて待つだけになってしまう。本当に希望年齢が広く全国どこでもOKやで~~!!って人なら多くの組み合わせからAIでマッチしそうな相手を見つけてくれるのかもしれないが、そんな人はまれだろう。大体の人が自分の生活圏で見つけようとしてなかなかうまくいかず活動地域の範囲を広げていくのが現実だ。

また、1回目、2回目の婚活を通じてその顔ぶれが思っていた以上に変わってないことに驚いた。何年もとどまっている人も残念ながら多いのだ。

 もし地方で結婚相談所で婚活をしようとしている人がいたら、その期待値は低くしたほうがいい。期待高く会員検索すると現実にがっかりしてしまう。現に1回目の婚活の時は絶句した。

エピローグ

結婚式はやらずフォトのみの予定。このまま結婚できないかもって問題と同時に結婚式に呼ぶ人いなすぎる問題も同時解決した。また、個人の相談所なのでネタが少ないのか、相談所のブログに自分たちが掲載されてる。

おまけ

婚活のリアルな感情を疑似体験したいならこの本はこれがおすすめ。婚活してる人が読むと激しく自己嫌悪になり感情かき乱される。