【閃の軌跡Ⅲ】4章を終えて(ネタバレあり)
閃の軌跡Ⅲ、4章を終えました。ネタバレ要素てんこ盛りですので、ご注意を。
ここまでプレイ時間90時間。総プレイ時間100時間いきそうです。
ボスは暗黒竜といったところでしょうか。ああ、ジークフリードさんとの初対戦も実現しましたね。
3章はこちら
結社さん、帝国を去る。
軌跡シリーズでは結社との決着、全容の解明が一本のテーマとしてあり、閃Ⅲでも序盤の序盤から使徒、執行者が登場し物語が進行していくものと思っていました。しかし3章までの実験で、帝国からおさらばしてしまいました。幻焔計画を奪還するとはなんだったのか…。今回から登場した結社と対立していた地精サイドも、活動が縮小。ほんまに拍子抜けって感じです…。
じゃあどうなるの?ってわけだが、今度はカルバード共和国が敵性勢力として登場です。今回、帝都に共和国の工作員が紛れ込んでるということで、お馴染みの特務活動の演習地は帝都ヘイムダルとなり共和国の工作員を補足する話になりました。
共和国の名はシリーズで何度も名は出てきおり、関係者も数名登場はしていますが、閃Ⅲで本格的に登場です。これまでもカルバードのある大陸東は荒れ果ててるといった情報も小出しにでており、今後(まあ、何年後になるかは知りませんが、)共和国編なんかもやるんでしょうね。
結社が早々に退場して、地精、カルバード共和国の二つの勢力を登場させてしまった閃Ⅲ。いつもの如く風呂敷広げて畳む気なし。閃の軌跡Ⅳまったなしですよ。ほんとに。閃の軌跡Ⅲはカルバード共和国と開戦して終わりかな。
また、もう一つの重要勢力である教会サイドはトマス教官が出てきものの、「別件」で忙しそう。
対アルゼイド子爵、オーレリア分校長対策
共和国の工作員対策の打ち合わせのために分校を訪れてたアルゼイド子爵。オーレリア分校長の師です。ついこの間鋼の聖女を超え、高みに至ったオーレリア分校長はアルゼイド子爵と手合わせ。オーレリア分校長を操りイベント戦かと身構えましたが、そんなことはなしにオーレリア分校長の師を超えてしまいました。やっぱバケモンだ。
だがしかし、見届けていたリィンたちとアルゼイド子爵、オーレリア分校長との対戦が待ってました。
より恐ろしい対戦になってしまった…。空の軌跡3rdのカシウス、レオンハルト以来の凶悪コンビ、といったところです。ガチのマジで強すぎ。
キツイ点
この二人との対戦、何がキツイかというと、
・どちらかにSクラフトを打たれたら全滅すること。仮に一人のSクラをアダマスシールドで防げたとしても、続けざまにもう一人の攻撃で瀕死状態になること。
・パーティがリィン、ラウラ、フィー、サラで全員前衛型であること。防御系のオーダーがないので、Sクラフトを防ぎきれない。(リィンの防御陣かけても全の滅。)
・ラウラ、フィー、サラのオーブメント、装備が変えられないこと。
ということです。
また、直前が小要塞の攻略であったため、急な対戦であり道具もままならない状況も最悪でした。…正直負けてもゲームオーバーとはならず、進行できると思ってましたが、そんな訳ありませんでした。
対策
事前に準備できることはリィンの装備とクオーツをうまく組み合わせることだけです。リィンのメインのマスタークォーツをメビウスにして範囲でアイテムを掛けれるようにし、サポート役に徹することとしました。
序盤は常に防御陣をかけ、こまめに攻撃、シャイニングで全員心眼状態にし、回避からのカウンターでBPをためていきます。
そして、どちらかがブレイクしたら、とにかく攻めまくる!
サラのオーダー「瞬迅雷光」で加速し手数を増やす。
↓
クラフトを打つべし!打つべし!ブレイク状態に攻撃を当てるとBPが溜める。
↓
BP4溜まったら、サラのオーダー「瞬迅雷光」で加速し手数を増やす。
↓
クラフトを打つべし!打つべし!ブレイク状態に攻撃を当てるとBPが溜める。
↓
ラウラの「ヴァリアントハーツ」で与ダメージ+60%にしてクラフト打つ。
↓
リィンがメビウスの効果で範囲アイテムでゼラムパウダーでCP+100にする。
↓
全員でSクラフトを放つ。
この流れでなんとか勝てました。
この対戦で貴重なゼラムパウダーを二つ消費してしまった。そんくらいヤベー相手でした。サラのオーダー「瞬迅雷光」は一度ブレイクすれば、大分ハメられる優秀オーダーですね!
閃の軌跡3rd、始まる。
共和国の工作員を捕まえるなかで、共和国の工作員部隊の様子がおかしいことがわかり、博物館に地下に出現した暗黒竜の寝所。数百年前の災厄が再現させられようとしていたのでした。ロリババアのロゼも協力してくれることに。ロリババア、味方でした。
正直、これがラスダンかー?ラスダンなのかー??これで終わりなのかー?を思わずにはいられませんでした。新旧Ⅶ組がそろって3つに分かれてダンジョンを攻略開始。戦闘BGMも最終ダンジョンっぽい。
閃の軌跡になってから、突然のラストダンジョン感が著しいからホンマに心配。ゲームの序盤があって中盤はなくて、いきなり終盤って感じがするんだよなあ。もう旧Ⅶ組はおなか一杯です。
そういえば、旧Ⅶ組で再集結して「約束」を果たす。。なんてことを、引っ張ってきましたが、「帝国の行く末を見極めてⅦ組としてどう動くか見極める」なるものだったので、「お、おう…」って感じでした。
暗黒竜の撃破後、蒼のジークフリードさんとの一騎打ちありましたが、特段語ることもありませんでしたね。後述するリィンとオズボーンの話との絡みではありますが、こいつは人外で心臓を撃っても死なない体になってますね。
まだ終わらない閃の軌跡Ⅲ、次に始まったのは協力者総出のクエスト。レクターも参戦です(ランディとトヴァルは参戦せず)。閃Ⅱでは最後はⅦ組と協力者全員がダンジョン攻略するさながら閃の軌跡3rd的な展開でしたが、今回もそんな展開に。ファンサービスクエストですね。
ティータ、オリビエ、アガットの空の軌跡パーティが組めるのは何気に感動。帝国にいるリベールからの遊撃士はシェラ姉で確定したわけで、帝都にも来てるのですが、顔は出さず。どんでけ引っ張るねん!!!!シェラ姉いれば4人で空の軌跡パーティ組めたのに!!!!!
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帝国の呪い
夏至祭のパーティでリィンは皇帝と対面します。そこで、帝国の呪い、黒の史書について知ることとなります。血塗られた歴史を持つ帝国、皇帝曰く、帝国には人の心を狂わせる呪いがある。獅子戦役での皇子同士の争い、サイドストーリーとして扱われていた、クレア、ユーシスの身の上話や、ハーメルの悲劇がそれにあたっている。まあ、そういうことらしい。
黒の史書についても皇帝の口から語られました。
黒の史書の原本は皇帝家で代々引き継がれており、歴史の裏で何があったのか、さらに今後何が起こるかが記されている。という。史書にかかれる今後何が起こることを逸脱してしますと、さらに悪い状況に陥るとされている。皇帝とオズボーンは黒の史書に書かれていることを忠実に実行しようとしており、皇帝が暴走するオズボーンは止めない理由がそこにあるとのことです。
そして、今宵もその呪いが現れることとなるのです。贄となったのはアッシュ。謎の多かったアッシュはハーメルの第三人目の遺児であり、一番わりー奴を殺せ!って左目がうずく呪いをもっていました。(厨二の呪い)一番わりー奴ということで、当時のハーメルの虐殺をなかったことに取引した、皇帝、オズボーンに銃を向けることとなるのです。
アッシュが使用した銃は共和国の工作員していた共和国製ヴェルヌ社製の銃。共和国の工作員を確保した際にくすねた物でした。アッシュが共和国の工作員でないことは自明ですが、アッシュが共和国の工作員という体で開戦の口実になりました。こうして、史書の通り事が運ばれる流れとなったのです。
左胸の傷と鬼の力
リィンの胸にある傷と鬼の力、クロウに撃たれても復活できたオズボーン理由が明らかになります。14年前に猟兵に自宅を襲われたときにリィンは心臓近くを建材で貫かれていた。瀕死であるリィンを守るため、オズボーンは心臓をリィンに移植していた。その時の建材で貫かれて傷、心臓移植の傷が左胸の傷なのでした。心臓移植なぞそんな簡単にはいかないので、なんらかの超常的な力によりそれが行われたのでしょう。そして、超常的力の副作用としての鬼の力、ということです。オズボーンは人としての心臓はもっておらず、既に人外。クロウに胸を打たれても死なないのでした。
オズボーンの心臓の代わりになっている、人工心臓なるものはオズボーンと裏社会との関係の糸口ですね。これまでの経緯から考えると、人工心臓の技術には黒の工房が関わっていそうです。前述の呪い関連もあり得ますが。
黒の工房製のアルティナは機甲兵訓練でアルティナが巨大機甲兵に乗って暴走してましたが、リィンの鬼の力が黒の工房による技術と仮定すると、アルティナの暴走もリィンの鬼の力と同類、ということになりますね。
水着おっぱい
とまあ、暗い展開が続きますが、ナイスな4章はナイスな水着イラストが見られるため、最高でした。次が終章。どう閃の軌跡Ⅲ、どう締めてくれるだろうか。