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最近は競馬予想をたまにかくくらいしかしてません。。

【創の軌跡】ChapterⅡを終えて(ネタバレあり)

創の軌跡ChapterⅡを終えた。以下ネタバレあり。トップ画像はPVでも見れるシーンを使用しております。

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  ChapterⅡではリィン、ロイド、Cのルートが互いに絡み合ったり、夢幻回廊が登場したりと、クロスストーリーならではのゲーム展開がなんとも新鮮だった。話があっち行ったりこっちいったりするので、まとめるのがムズイ。あらすじはほどほどに、判明したCの正体からいろいろと考えてみる。

ChapterIのまとめはこちら

rezerun.hatenablog.com

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あらすじ

 リィンは、オリヴァルト皇子誘拐の捜索のため、Cの次なる犯行予告の地、帝国首都ヘイムダルに向かう。ヘイムダルでは帝都内での不穏な動きがあり、一部軍人によるクーデター動きをCに導かれる形で察知する。

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「緋き都の沈殿する汚泥」とは帝国首都のクーデター分子であった。クーデター分子を制圧しつつ、リィン達はCを追い詰めるも逃走される。

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 一方、ロイドは調印式で倒れた後からの眠りから覚め、街の様子探る行動開始。リーシャ、レクター、エリィと合流し、古戦場でキーア、イリアを捕らえているとしてツァオに誘いだされる。

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仮面女の正体

 ルーファス新総統のそばにいた仮面女はイリアで間違いなかった。夢幻回廊では過去の時系列のエピソードを見ることができ、ある日イリアに仮面が届けられることがわかった。過去の仮面と同じようにイリアももともとは黒くない。

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古戦場で捕らえられていたイリアのもとにリーシャが近づいたところで襲撃。間一髪助けたのはツァイト。

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イリアの背景はまだまだこれからといったところ。

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Cの正体

  もう一人の仮面の正体も分かった。「C」の正体だ。

なんとクロスベル新総督であるはずのルーファスであった。アーツより剣術使い、口調、貴族的な出で立ち。考えればわかる特徴なのに分からなかった。

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 今回、リィン達と「C」と愉快な仲間が戦闘している場所は、発売前のデモムービーでも確認することができる。「C」と愉快な仲間たちが飛行艇で撤収しているシーンがあるが、戦闘後のシーンだろうと想像がつく。しかし、デモムービーでは、Cは仮面をつけた状態であるため、この時点でCの正体が割れることはないだろうと高を括っていたのだが…。ゲーム本編では仮面が外れた状態でデモムービーとは異なっており、ちょっとしたサプライズだった。発売前から日本ファルコムはユーザーに仕掛けていたのである。


PS4「英雄伝説 創の軌跡」デモムービー

 クロスベル統一国総統のルーファスとCとしてのルーファスは同一人物ではないだろう。鉄血の子供たちのレクター、クレアが総督ルーファスの行動が甚だ信じられない、閃Ⅳラストとは全く別人のようだと評してる。

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というか、そもそもOPでルーファスとCが闘ってる。総督とCの両立は無理がありすぎる。よって、別人。f:id:rezerun:20200905124407j:plain

「C」の正体は発売前に考察がされていた。予想の筆頭はセドリックだった。自分は全くの共和国関連の全くの新キャラなのではないかと考えていたが、見当違いだった。

  クロウの前例から頭文字が「C」の人物に予想が集まっていたが、これは明らかにミスリードだ。おそらくルーファスの名前と「C」は何の意味もない。同じネタは2度も使わないか…。また、主人公であるからには年頃の少年ではないかという先入観も予想の邪魔をした。ルーファスが主人公にしては少々年齢が高いしね。Cルーファスの目的はまだ分からないが、帝国解放戦線という名前がクロスベル統一国と敵対する組織として利用しやすかったこと、Ⅶ組と接触しやすくするために利用していただけに過ぎなかった。

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 本来Ⅶ組がCを追っていたのは、オリヴァルトの誘拐事件の解明だ。しかし、Cルーファスは実際には誘拐していなかった。どう見てもCは善人ルーファスだ。誘拐をした旨の声明は、こうしてⅦ組と接触するための”エサ”として利用していただけであった。実際に誘拐したのは新総督ルーファス側の怪しい面々であろう。

では、新総督ルーファスは一体誰何なんだ??何なんだ??ということを考えてみる。 

 2人のルーファスの存在から見えてくる結社の目的

 二人のルーファスの存在から結社の目的も色々見えてきたような気がする。これはあくまでも個人の予想。 Cが本物ルーファス。新総督ルーファスが別の存在とする。新総督ルーファスは因果律の歪みによる存在』なのではないかと考える。

 話は少々飛んでしまうが、ChapterⅡでは夢幻回廊が登場した。ゲーム的には様々なキャラクターが使えるお祭り舞台装置であるが、空3rdがそうであったように本編から全く無視できる存在でもない。無視できないどころか、軌跡シリーズ全体でゼムリア世界とは異なる上位世界の存在がより明確になってきたため、より一層注視しなければならない。

夢幻回廊の”声”によると。

・クロスベルを中心に派生した異変は本来あり得ない特異点によるもの。(因果が変わった)

・リィン、ロイド達がいくら解決しようとしたところで因果による力で不可能であること

・本来の因果に正す力を持てる可能性があるリィン達に試練を与え力を与える。

となっている。

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ルーファスがクロスベルの総督なることは因果律で決められていた。本来の因果はクロスベルは解放されるとこになっていたが、再びルーファスが居続ける続けるという状態に特異点によって書き換わってしまったと考えられる。

 では次にその特異点とは何か?と考える。創の軌跡ではラピスが物語の重要な鍵を握る存在であることから、ラピス回りから考えていくのが妥当なのではないだろうか。

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ラピスは人格、感情をもつローゼンベルク人形であるが、この技術はゼムリア大陸ではオーバーテクノロジーである。ラピスの技術あ、ゼムリア世界には本来存在してはならない上位世界の技術であろう。この技術が流用された存在が、新総督ルーファスなのではないだろうかと予想をする。つまりは新総督ルーファスは、ラピスの技術を応用した人間そっくりのクローン人形である。さらにスケールをもっと大きく考えると、ゼムリア大陸と上位世界、二つのパラレルワールドが存在し、新総督ルーファスはパラレルワールドのルーファスであるということも考えられる。二つの世界のうち、一方の世界の人間はラピスのような人形の世界。もう片方の世界が本物の人間によるものであることも考えられる。(どちらが上位世界か?)

  新総督ルーファスの背後には、結社の存在がある。ノヴァルティス博士がすでに登場し、『実験をする』と述べている。その『実験』とは、クローン人形による因果律の変更なのではなかろうか。クローンで因果律を変えることが可能ならば、人形を操作することで、自由に因果律を変えることが可能となる。また、人形の操作は黒の工房の仮面技術が使われていそうでもある。

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閃Ⅳでは結社の計画が、残り3年の世界の滅亡を回避する?ような感じであることからすると、結社盟主は、因果を自由に操作に世界の滅亡を回避できないかと画策しているのではないか?

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 もう少しシリーズ全体を見ると因果にかかわる事象はこれまで幾度となく出てきた。その筆頭たるは零の至宝として因果を変える力を持っていたキーア。

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 帝国編では、未来のことが記されていた黒の史書、強制力を持つ帝国の呪い。これも因果律にかかわるものだ。

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結社の目的、軌跡シリーズ全体の流れが見えてきたような気がする…。果たして合ってるだろうか??

ノーマルエンドリィンの存在

  新総督ルーファスが人形、パラレルワールドの住人である可能性を考えたが、他の登場人物も同じ存在がいる事象はないだろうか…?と考える。

 リィンが宿すもう一人の自分(閃Ⅳノーマルエンドリィン?)が近しい存在だ。いずれリィンの精神世界に宿すものではなく、実際に顕現する可能性が高まる。リィンの事象からはパラレルワールドの存在の説の信憑性が高まる。

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 もう一人は手掛かりになりそうなのがガルシアだ。ChapterⅡでロイドと相まみえることとなった。ガルシアはルバーチェ商会を復活させる目的があるようだが、「碧」で協力した過去から、ロイドさんが言うように甚だそんな理由で怪しい面々に協力することがどうしても不自然である。本物はいまだ拘置されており、眼前に現れたガルシアが別の存在ということもあるかもしれない。

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3人の主人公の共通点

 リィン、ロイド、ルーファス。3人の主人公の共通点はなにか考えてみる。これも予想であるが、因果律を変えられる存在である、と点であろう。ルーファスはまだ参加していないが、夢幻回廊に見込まれた因果を変える可能性者として呼ばれるであろう。

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 なぜ3人が因果を変える可能性がある存在なのか?というと。前述した、もう一人の存在がいることが重要なファクターとなる。ただ、ルーファス、リィンはすでにもう一人の存在に関して述べたが、ロイドのもう一人の存在は確認できていないため、疑問もある。

 超常現象とは比較的無縁な凡人に近いロイドなので、想像しづらい。あるとしたらキーアによって因果律に干渉する力が移っているとか、そんなところだろうか。ガイ・バニングスがもう一人の存在であったとか???

 追記

共和国の新大統領、イケオジ感あるっぽい。ロックスミスとは異なり、今後がっつり物語に絡みそう。

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